洗顔は、肌に付着した汚れや余分な皮脂を取り除き、肌を健康に保つために行います。
洗顔を怠ると、肌荒れや黒ずみなど肌トラブルの原因になります。
しかし、自己流で間違った洗顔を続けると、肌に負担をかけ、トラブルの原因になることも。
この記事では、洗顔の正しい手順や注意点、肌に優しい洗顔のコツを詳しく解説します。
毎日の洗顔を見直して、健やかな肌を目指しましょう!
洗顔に必要なもの
洗顔料
洗顔料は、自分の肌タイプに合ったものを選びましょう。
できるだけ楽に洗顔したい方は、泡で出てくるタイプや泡立て不要の洗顔料がおすすめです。
清潔なタオル
洗顔後に使用するタオルは、毎回清潔なものを使いましょう。
タオルが汚れていると、せっかく洗顔で落とした汚れや雑菌が再び肌に付着してしまうことがあります。
ぬるま湯
洗い流したりする際に使用するぬるま湯は、適切な温度が大切です。
温度の目安は32~34℃。
体温よりも低い温度なので、少しだけ冷たいと感じる「ぬるい水」という意識で調節するといいでしょう。
高すぎる温度だと…
肌にとって必要な皮脂まで洗い流してしまうため、肌の乾燥につながります。
低すぎる温度だと…
皮脂や汚れが落ちにくくなります。
細胞同士の結合がゆるみ乾燥につながるという研究もあります。
正しい洗顔の手順
①手を洗う
顔に触れる前に、まずは手を清潔にしましょう。
手が汚れていると、肌に雑菌を広げてしまうことがあります。
②顔を濡らす
32~34℃のぬるま湯で顔を濡らします。
汚れを浮かし、肌への刺激を少なくすることができます。
③洗顔料をよく泡立てる
洗顔料を適量とり、泡立て、きめ細かい泡をつくります。
泡立てネットや泡立てポンプを使うのがおすすめです。
きめ細かい泡を使うと、汚れをしっかり落とすことができ、うるおいを保つ効果も期待できます。
※泡で出てくるタイプや泡立て不要の洗顔料はそのまま使いましょう。
④優しく洗う
泡は皮脂の多い順に、額→鼻筋→全体と順番に乗せます。
ゴシゴシと擦らず、泡を押すように洗いましょう。
皮脂が多いTゾーンや汚れが気になる場所は、優しく撫でるようにして泡をなじませましょう。
10~20秒洗ったら泡をすすぎましょう。
⑤すすぐ
ぬるま湯をすくった手に顔を近づけてすすぎます。
すすぎ残しがないように気を付けましょう。
生え際やフェイスラインは洗顔料が残りやすいので注意です。
⑥ふき取る
清潔なタオルで、顔を押さえるようにして水分をふき取ります。
ここでも擦らないように気を付けましょう。
洗顔の注意点
摩擦に気を付ける
ゴシゴシと洗ったりふき取ったりして摩擦を起こすと、肌がダメージを受けてしまいます。
ダメージを受けると、肌荒れやシワなどトラブルの原因になります。
1日2回、朝晩行う
長時間洗顔しないでいると、肌の皮脂が酸化してしまい、肌トラブルの原因になってしまいます。
反対に洗顔の回数が多すぎても、肌に必要な皮脂が奪われて肌トラブルの原因になります。
1日2回、朝晩行うのがおすすめです。
外に出ていない日も洗顔が必要
一日中外に出ていない日でも、皮脂やホコリなどの汚れが肌に付着しています。
洗顔をして肌を清潔にすることが大切です。
肌に合った洗顔料を使う
洗顔料は、自分の肌質に合ったものを選ぶことがとても重要です。
合わない洗顔料を使うと、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
脂性肌(顔がテカったりベタつきやすいタイプ)の方は比較的強い洗浄力の洗顔料を選ぶとよいでしょう。
乾燥肌(肌がつっぱる、カサカサするタイプ)や敏感肌(肌トラブルが起きやすいタイプ)の方は皮脂・水分をしっかり保てるものが理想的です。
どの洗顔料が合うかは人によるので、トライアルサイズやサンプルなどを使いながら、適切な商品を見つけましょう。
また、敏感肌の方や過去に化粧品で肌トラブルが起きた方はパッチテストをして肌トラブルが起きないか確かめることも大切です。
さいごに
毎日の洗顔は、肌の健康を守るための大切な習慣です。
正しい方法で洗顔を行うことで、肌トラブルを防ぎ、健やかで綺麗な肌を保つことができます。
最初は億劫に感じるかもしれませんが、慣れてくると自然とできるようになります。
紹介した方法で行えば、1~2分程度で終わります。
この記事が、あなたのお役に立てれば嬉しいです。
ぜひ今日から洗顔の見直しを始めてみてください!